沖縄、宮古島の海 海水浴、シュノーケルで注意する点、まとめ

海水浴、シュノーケル、楽しいマリンレジャーには細心の注意が必要

楽しい休日、輝くマリンレジャーも、自然へのリスペクトがあればこそ。マナー・ルールはもちろん、自然への正しい知識を持って接し、自己保全に努めたいものです。

 

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海の危険

美しい海も恐ろしい悪魔の顔に変わることがあります。近年マリンレジャー、シュノーケリングでの悲しい事故も後を絶ちません。

天候

宮古島は台風のメッカです。太平洋沖で発生するそのほとんどの台風が宮古島を通過します。決して安くないお金で、「せっかくここまでやってきたのに台風」などということもあるでしょう。2015年には伊良部島で3人のご家族が海に飲まれて亡くなるというたいへんな悲劇も起こりました。

ご家族の、大切な人の安全を最優先に考え、天候が悪い日の海での遊泳は控えましょう。

Photo by pixabay.com
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また、こんな時、特に地元の方の意見が大きな指針となります。少しでも海に異変があれば、地元の方に話を聞くなどして、一日の行動の判断をしましょう

服装、装備

海に入る時、シュノーケリングの際には全身を覆うようにしましょう。できれば長袖のラッシュガード、足首までのスパッツなどを着用するよう心掛けましょう。

Photo by pixabay.com
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手袋マリンブーツなども必須です。不意の怪我、危険生物との遭遇、また、極度の日焼け、長時間水に浸かることによる低体温の防止などにも役立ちます。特にライフジャケットは必ず着用するようにしましょう。自分の泳力を過信せず、シュノーケリングでの万一のパニックなどにも備えましょう。

体調

旅行での長期に渡る滞在となると、つい無理をしがちになります。「遊ばなければ損」などといった気持にもなることでしょう。楽しさで昂ぶった気分は体力の消耗、疲労を気づきにくくさせています。少しでも体調に変化を感じた時は、無理をせずにその日一日は休息に充てるなどの体調管理に努めましょう。

Photo by pixabay.com
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危険生物

海の中は危険な生物で溢れています。衣類で身を守ることは当然ですが、生物には絶対に触れないようにしましょう。

宮古島でよく見かける危険生物

オニヒトデ
刺されると猛烈な痛みがあり、数時間、ひどいときには数日も痛みが続くこともあります。対処法としては、軽く刺さった棘は取り除きます。棘を取り除く際には、必ずまっすぐに引き抜き、棘が折れて体内に残ってしまう危険があるので、曲げたりゆすったりはしないようにしましょう。すぐに医療機関への受診が必要です。

Photo by Okinawa Prefecture
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ミノカサゴ
背びれ、腹びれ、尻びれに毒があり、刺されるとたいへん痛みます。棘が残っていれば、目に見える大きな棘は取り除き、すぐに医療機関への受診が必要です。

Photo by Okinawa Prefecture
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カツオノエボシ
刺されると電気が走ったような強い痛みを感じるため、「デンキクラゲ」とも呼ばれます。対処法としては、海水をかけて、触手を洗い落とします。この時触手に、真水、アルコール、酢等をかけると、未発射の刺胞を刺激するので絶対しないでください。すぐに医療機関への受診が必要です。

Photo by Okinawa Prefecture
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ヒョウモンダコ
ヒョウモンダコの毒はフグと同じ猛毒のテトロドトキシンと呼ばれるものです。足の付け根にある「からすとんび」という嘴で咬むことで毒を注入します。この時、口で毒を吸い出すのは非常に危険なので、絶対しないでください。すぐに医療機関への受診が必要です。

Photo by Okinawa Prefecture
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ハブクラゲ
刺されると激痛を生じ、ミミズ腫れのような跡になるのが特徴です。対処法としては、食酢をたっぷりとかけ触手を洗い落とし、すぐに医療機関への受診が必要です。

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ウミヘビ
ウミヘビはコブラの仲間で、強い神経毒をもっていて、噛まれると体が麻痺して動けなくなるほどです。すぐに医療機関への受診が必要です。ウミヘビの方から近寄ってくることがありますが、ウミヘビから攻撃してくることはほとんどないので、いたずらしないように注意してください。

Photo by Okinawa Prefecture
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立ち入ってはいけない場所

宮古島の海には基本的に監視員のような人はいません。自治体で管理しているわけでもないので、ここで紹介している海水浴場等では、あくまでも自己責任の範疇で過ごしていただくこととなります。

穴場を散策してみたい、自分だけのシュノーケリングポイントを見つけたいといった気持ちはよく分りますが、特に人の姿が見えないような場所へ立ち入ることは控えましょう。

 

離岸流

こんな場所に?と思うような場所で離岸流に遭遇することがあります。海の力は強大です。万一離岸流に遭遇してしまったら、まずは落ち着くことです。決して流れに逆らって泳いだりしたらいけません。落ち着いて、岸と平行に泳ぐこと。離岸流の幅は、概ね10m-30mほどです。離岸流から抜け出せたら、慌てずに岸に向かって泳ぎましょう。また、躊躇せず岸にいる方に大声で救助を求めましょう。

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最終手段ですが、どうしても離岸流から抜け出せない場合には、無理をせずそのまま流されるという方法もあります。ある程度沖まで出れば海流はおさまります。ライフジャケット等の装備さえしっかりしていれば、あとはのんびりと戻ってくることもできます。

いずれにしても、離岸流が発生する場所に近づかない、看板などに注意して、なにより地元の方の声に耳を傾けましょう。

パニック

どんなに海になれた方でもパニックは起こります。突然の離岸流に遭遇した時、魚群の群れの中に入ってしまい方向感覚を失った時、思わずリーフの外へ出てしまった時、こんな時にシュノーケルの装備(長袖のラッシュガード、ライフジャケット)をしっかりしていれば決して慌てる心配はありません。

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海でのマナー

宮古島に限らないことですが、近年海の中の景色はたいへんな速度で損なわれています。わずかここ数年の間で魚の数は激減、珊瑚ももはや止めることのできない速度で白骨化が進んでいます。

その大きな原因に一つは間違いなく我々人間の進出によるものです。

人間は自然界にとって最も邪魔な生き物であることを認識しましょう。珊瑚に触れることはご法度です。シュノーケリングの際に無意識にフィンで触れたたり、海中を歩くとき、立ち止まる際には十分足元に注意しましょう。宮古島を訪れた一人一人の方が自覚することで、後世までこの美しい海の景色を残していきたいものです。

Photo by pixabay.com
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魚や他の生物たちへの餌付けも厳禁です。ビーチではわざわざ餌付けをして観光用に魚を集め、シュノーケリングの集客を狙うような悪質な場所もあります。餌付けは生態系を乱す最たる悪質な行為です。絶対にしないでください。

ビーチへ持ち込んだものはすべて持ち帰りましょう。安易に捨てたそのゴミをウミガメが誤飲して死亡してしまうケースが多発しています。

皆様がまた来年、また次回お子様を連れて、あるいはお孫さん、ご友人を連れて宮古島に訪れた際に、今日目の前で自分が見た感動を子供さんに見せてあげられる場所であることを願ってやみません。

また末永く後世までこの景色が続くよう島を守っていくことも、宮古島を訪れた人たちの使命であると認識してください。

 

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