フナクス(通称:ブロック)ビーチでシュノーケリング
このポイントも、島の最北に位置することから、カギンミヒダ(通称:ロープ)ビーチ 同様、南からの台風の影響などを受けにくい場所となります。ただ、台風が近づく天候での遊泳は決してお勧めできませんので、海の状況をよく確かめ、慎重な判断をお願いします。
初めての宮古島のビーチ
実はおーるー<青>一家がここ宮古島を訪れ、記念すべき最初にシュノーケリングをしたポイントがここブロックでした。
口コミの情報を頼りに池間島へと渡り、半信半疑でポイントを探します。何せ看板らしい看板はありません。当時(2012年頃)はGoogle mapを覗いても、今のようにビーチを示す記号は付いていませんでした。
畑と背丈ほどにも伸びた草の原野ともいえる道を車で走ります。進めば進むほど正直不安が募ったのを覚えています。こんな場所に人が泳ぐようなポイントがあるのだろうか?
駐車場とトイレがありました
ブロックを目印にと口コミ情報にはありましたが、この頃はすでにコンクリートで造られてた駐車場があり、トイレも併設されていましたので場所はすぐにわかりました。
小道を海に向かって歩いて直ぐ、背丈ほどの高さの防波堤の下にこじんまりとした砂浜が、大きな岩礁に挟まれ二か所ありました。
もちろんあるのは砂浜のみ。当然ながら監視員の方などもいませんし、ビーチサービスのようなものもありません。
それでも数組の先客の方が来ていて、海に出てシュノーケリングをしていました。子供たちの声が独特の海の反響でビーチに響いています。
やはり凄かった、池間島ブロックビーチ
砂浜の適当な場所にシートを広げ、荷物を置いて準備を始めている間に、シュノーケル道具を掴んで子供がたまらず海に飛び出していきました。
一足遅れて、子供に追いつき、すっかり暴れまくっていた子供に「魚、いた?」と、おーるー<青>は聞きました。
これが愚問であったことは直ぐに分りましたが、子供の回答はこうでした。
「すげえ」
とにかくこの瞬間のことは生涯忘れることはできないでしょう。
防波堤の上からシュノーケリングを楽しむ人達の下の海中に大きな黒い影が見えた時、おーるー<青>は何の気もなく普通に岩があるのだと思っていました。ところが、その影のほとんどが実は珊瑚礁だったのです。歩いて水中にエントリーし、シュノーケルで海中を覗いたその瞬間、目の前に珊瑚礁が生息していたのです。
水中の原風景が残る貴重な宮古島
宮古島ではごく当たりまえの風景ですが、おーるー<青>にとっては、これまで数十年生きてきた中で初めての体験です。
正直この時のシュノーケルは興奮しました。珊瑚礁があるのですから、もちろん色取り取りの魚達も群れています。
東京近郊の海ではもちろんですが、それまで数年にわたって訪れていた、沖縄本島や、石垣島、竹富島などでも、ツアーでボートに乗らなければ決して見ることのできなかったシュノーケルでのロケーションです。
日本の海にこんなポイントが存在していたのだという事実を知った、その感動と驚きは一生涯忘れることはないでしょう。
失われる原風景
しかし、このポイントだけではありませんが、こんな素晴らしい宮古島の風景も、確実に失われているのが現状です。わずか一年一年、いやそれ以上の驚くほどの早いペースで、宮古島に人が訪れれば訪れただけ、残念ながら珊瑚も、魚達も消えていきます。
おーるー<青>もこうして皆様に素晴らしい宮古島の海を紹介ししていながら、一人でも多くの方におーるー<青>の感じた感動を味わっていただきたいと思いながらも、人が現れる数に比例して自然が失われていくという現実に何とも悲しい気持ちを抱かずにはいられません。
宮古島の海を守ってください
このサイトに訪れていただいている皆さんに心からのお願いです。なんとしても後世まで、最後の海の原風景であろうとも言えるこの宮古島の海の環境を残すことを心掛けて欲しいのです。それは決して難しいことではありません。ほんの些細な注意でいいのです。
決して珊瑚には触れぬよう細心の注意を払ってください。生態系を乱す餌付けなども以ての外です。また、ごく当たり前の常識的なマナーを守りましょう。ゴミや持ち込んだものはすべて持って帰る、自然へのリスペクトを最優先に心掛けていただき、お連れの方やお子様にも呼び掛けてほしいと思っています。

このフナクス(通称:ブロック)ビーチには、駐車場もあり、トイレもあります。おーるー<青>が訪れた時は営業していませんでしたが、駐車場の横にビーチハウス(?)のようなものも建っていました。
遠浅で徐々に深くなる砂浜のポイントですので、お子様連れのシュノーケリングにもお勧めのビーチ、おーるー<青>ももっとも好きなポイントの一つです。
皆さん宮古島を楽しんでいらっしゃいますか?
何か面白い情報、穴場情報などがあれば、ぜひ教えてください。
このホームページは皆さんの情報が命です。どんな情報でも結構です。一言コメントを残していただければ嬉しい限りです。
皆様とともに成長し続けたいサイトであると考えています。
守護人おーるー<青>
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